ものづくり社長奮闘記
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ものづくりの原動力

 株式会社 片山商店の片山社長の講演会に行ってまいりました。

 片山さんは、どんどん寂れていこうとしている地場産業
「播州織」を活性化するために、世界初の装置などを産官学の連携により開発し、第一回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞され、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組にも出演された人です。

 
国産シャツ生地90%シェアを誇る西脇地区の播州織は、バーバリー製品等、世界にも認められている。日本製のシャツのほとんどがこの播州織の生地と聞いて、同県ながらびっくりしました。

 中国製品等の進出で半分以上まで生産量が下がる中、生き残りをかけて、
人・物・金も不足する中小企業の環境において、「熱意」周りとの連携で、中国製品にも負けないコストで品質を向上させる画期的な装置を開発していく。片山社長は、文系出身であるのにもかかわらず、いろんな知識を自らあらゆる手段で学びながら実証をつかみ、周りから「なにアホなこというてんねん!」と言われながらも、自分を信じて独自の装置を開発していく様には、私も大変共感し「負けとられん」と感じました。



 お客様の喜んでる姿、地域やユーザーのみんなの幸せ等をいつもイメージして、だれも思いつかなかったアイデアを自ら多くの人に伝えて、その多くの人を巻き込みながら完成させていくという話でした。



 我々のものづくりも
「お客様の現場のベストサポーターであり続けていく」というスローガンを掲げている我が社なのですが、

 お客様(現場)に喜んで使ってもらうということが、ものづくりの原点であり、お客様の喜ぶ顔・声が、ものづくりへの更なる原動力になるということなんですね。



 我々は、
おだてられりゃぁ、お客様と共に、天にものぼっちゃいます!

 

 なにかと大変厳しいこのご時勢なのですが、
なにか希望を得ることができた講演会でした。



 

ブログ | 2009.02.13

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